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2019年8月15日

「インターンに行く意味ない」現役サラリーマンが言う理由とは?

「インターンに行く意味ない」現役サラリーマンが言う理由とは?

現在、社会人として働いている現役サラリーマンの中には、

学生に対して「インターンに行く意味はない」と、進言する人が少なくないようです。

でも、なぜそんな言葉をなげかけるのでしょうか。

今回は、現役サラリーマンが「行く意味がない」というその理由について深堀りしていきます。

これからインターンへのエントリーをする方は、ぜひ、その理由について知っておいてください。

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企業によって違う!学生インターンに見せる姿 

インターンというと、企業に入って学ぶ、働くというイメージがあります。

その中では当然、「企業について深く知ることができる」と思っている学生も多いでしょう。

 

でも実際は、インターンとして職場で働いたとしても、企業の本当の姿には気づけないことが多いのです。

 

例えば、企業は学生インターン専用のセミナー、プロジェクト、仕事を与えることが多いです。

研修においても学生向けに、とっつきやすく面白いプログラムが組まれます。

企業はより多くの学生に採用試験を受けてほしいため、学生受けのいいセミナーやプログラムをセッティングしがちです。

 

それが“社会人の現実”だと思ってしまうと、入社後のミスマッチに繋がりかねません。

入社してから会社に絶望してしまうこともあります。

入社した途端、業務や環境が変わることも 

就業型のインターンで長年働けば、会社の体質に気づくはず……。

そう思うかもしれませんが、正社員になれば業務内容も変わります。

インターンのときとは比べ物にならない業務量を与えられたり、自分がやりたいこととは違う部署に回されたり……。

職場のイメージがガラリと変わってしまうこともあるのです。

 

また、インターン時代の上司は、学生インターンと接することに慣れています。

しかし、配属部署の上司は、学生インターンとの接点がなく、教育などに慣れていない可能性もあります。

部下の教育になれていない人物であれば、何かしらの衝突やストレスを感じることもあるでしょう。

 

まるで同じ会社とは思えないほどの、環境の差を感じることもあるかもしれません。

学生としての時間は貴重……今しかない!

社会人になると、毎日、仕事の連続です。

「月曜日が憂鬱」という社会人の多くは、毎日が仕事でいっぱいになり、退屈さやマンネリを感じています。

仕事量が多ければ、プライベートを楽しむ余裕もなく、仕事一色の毎日になるでしょう。

 

学生時代は、インターンだけでなく、ゼミでの活動やサークル、趣味などに勤しんでいたのではないでしょうか。

時間を自由に使える学生時代は、学生時代にしか味わえないものです。

 

社会人にとっては、学生時代は夢のような日々――。

勉強はしなければいけませんが、社会人に比べれば自由があります。

 

現役サラリーマンが「インターンは必要ない」と発言する裏には、

「学生のうちに、自由な時間を楽しんでおけ」という思いが込められています。

今を楽しんでも、十分に就職はできるという意味です。

 

もちろん、学生インターンというのも、学生のうちにしか挑戦できません。

でも、「周りがインターンをしているから」という理由で学生インターンに参加するくらいなら、

自由な時代を自由に過ごしてもいいのではないでしょうか。

 会社が正しい評価をするとは限らない

学生インターンを経験したからといって、必ずしも就職に有利になるわけではありません。

 

確かに、あなたの頑張りを会社が認めてくれれば、就職には有利です。

 

しかし、あなたが結果を出しても、いいプロセスを踏んでプロジェクトを成功に導いても、

会社が正しく評価してくれるとは限りません。

 

直属の上司がいい評価をしてくれていても、最終面接まで進んだとしても、

まれに、執行役員たちの鶴の一声で内定者が決まることもあります。

 

長年愛着を持って働いてきたインターン先に、お断りの連絡を告げられることもあるのです。

 

どんなに頑張ったとしても、正当に評価されるとは限らない……。

「そんなに頑張っても、就職できるとはかぎらないよ」ということを、老婆心で伝えているのかもしれません。

 

確かに、インターン先へそのまま就職が決まるケースは少数です。

インターン先=就職先と強く意識しすぎると、後々落胆することになりかねません。

 行っても意味のないインターンも存在するから

インターンといっても、その形態はさまざまです。大きく分けると短期・長期と、期間で2つに分けられます。

 

例えば、一番短いインターンは「1Dayインターン」というもの。文字通り一日だけ行われるインターンです。

 

1Dayインターンというと、職場体験をイメージするかもしれません。

でも実は、その内容は「会社説明会」……。

グループワークやワークショップなどが開かれることもありますが、多くは会社のプロモーションイベントです。

 

もちろん、1Dayインターンでもインターンには違いありません。

そのため、インターンの経験数を競っている人にとっては、メリットもあるでしょう。

履歴書に書けることがあるのは、どんなことでもアピールにはなります。

 

しかし、最近ではこのような実態があることを、企業は認識しています。

そのため、インターンを経験した数よりも、その内容を重視する企業も増えているのです。

 

面接などでも「プロジェクトにどのように貢献したのか」「今後に活かせる経験はあったか」など、

具体的なインターン経験を尋ねられます。

1Dayインターンへ参加しただけでは、答えられる内容ではありません。

 

現役サラリーマンは、今まさに難しいプロジェクト課題に取り組んでいます。

本当に必要なのは、インターンへ参加した数よりも、

何を経験したか、

身につけたか、

会社へ貢献できるのか

ということを知っています。

 

だからこそ、学生たちに向かって「インターンに行く意味はない」と進言するのでしょう。

「行く意味ある」インターンにするために 

やみくもにインターンへ参加しても、いいことはありません。

インターンも就職活動と同じように、どんな企業を選ぶかはきちんと選ぶ必要があります。

 

もちろん、学校が紹介してくれた先へ、派遣されるように行くケースもあるでしょう。

でも、自分で選べるのであれば、ある程度精査する必要があります。

チェックポイント①OB訪問で企業を知る

学生や学生インターンは、企業にとってはお客さんです。

どんな企業でも、いい顔をしている可能性があります。

もし、インターン先が気に入ったのであれば、OBやOGを訪問しましょう。

それも何回か訪問し、疑問点や不安点を潰しておきます。

 

親しくなれば、通常の採用担当者からは聞き出せなかった、会社の様子も教えてくれるはずです。

チェックポイント②口コミ情報などを参考にする

インターン先でどんなことが経験できるのか、社風はどうかなど、最近では口コミサイトで調べられます。

口コミは主観で書かれているため、すべてを鵜呑みにはできません。しかし、参考にするのは悪くないでしょう。

 

就活以外のことに「行く意味」を感じてみる 

インターンシップは、就職だけに役立つものではありません。

学びはもちろん、出会いもいっぱいあるでしょう。

それらは、今後の人生に広く役立つことかもしれません。

たとえ就職はできなくても、インターンへ行ってよかったと思える取り組みをすべきです。

 

他の現場でも役立つ普遍的な学びであれば、現役サラリーマンたちも「インターンへ行く意味はある」と進言するのではないでしょうか。

 

場合によっては、インターンへの参加ではなく、ボランティアや留学などが役立つこともあります。

自分の将来と向き合い、本当に必要な経験を、学生時代にできるように行動していきましょう。

 

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