記事詳細

ARTICLE DETAIL
2021年2月26日

「新卒は大手かベンチャーか問題」考える前に違いを知れ!

「新卒は大手かベンチャーか問題」考える前に違いを知れ!

新卒なら大手企業に行け。
ベンチャー企業なら色んな挑戦できる。

こんな言葉を聞いたことありませんか?
結局どっちがいいんだろうとモヤモヤしている人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな「新卒は大手かベンチャーか問題」に切り込んでいきます!!



【結論】選ぶ前に「情報収集」             

私は現在大学4年生ですが、春からベンチャー企業に入社します。
ですが、ベンチャーを勧めるつもりは一切ありません。

ぶっちゃけどちらが適しているかは人によります。
私に合っててもあなたに合うとは限りません。

そもそも会社は大手企業とベンチャー企業だけではありません。
また、一口に「大手企業」と言ってもその中で特徴が分かれます。

つまり、「新卒はまず企業の種類と特徴を知れ!」という訳です。

大手かベンチャーを決めるには、その特徴やメリット・デメリットなど正しい知識を知らなければなりません。

大手とベンチャーの定義と違いは?

企業の分類の仕方は1つではなく、明確に定義されているものとそうでもないものがあります。
今回は様々な分類方法を組み合わせて大手とベンチャーの特徴を説明していきます。

大手企業

みなさんは、大企業と大手企業の違いを知っていますか?
言葉は似ていますが、同じ意味ではありません。

 

「大企業」「中小企業」といった規模による分類には明確な定義づけがあります。

厚生労働省では「常用労働者 1,000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」に区分している。」とされています。
(引用:厚生労働省 令和元年賃金構造計画基本調査  )

創業年数や成長率に関わらず、社員数で分けられていることが分かります。

 

では、大企業と大手企業の言葉の違いは何かと言うと、

  • 大企業→規模が1000人以上の会社
  • 大手企業→規模が1000人以上でなおかつ名前のよく知られている企業

となります。

規模が大きいだけでは大手企業と言えないので、この違いをしっかり押さえておきましょう。

 

ただ、大手企業とは言われていない大企業の中にも優良企業は沢山あります。
規模が大きい会社がいいという理由だけで大手企業のみを探すのはナンセンスです。

 

大手企業の特徴としては、メーカー、金融、商社などに多く、創業から長く経っている企業も多いため伝統を重んじている社風が一般的です。

 

更に、大手企業というと上場している印象がありますが、非上場でもサントリーやJTBなど有名企業はあります。

「大手」という言葉だけに惑わされて視野を狭めないように気を付けましょう。

 

ベンチャー企業

ベンチャーというと、何となくバリバリ仕事をするイメージが強いのではないでしょうか。

 

その理由は、ベンチャー企業を名乗っている企業の特徴にあります。
創業年数が若く5年程度で、成長過程にある企業が多いです。

最先端技術を取り入れたり新しいビジネスモデルを打ち出したりすることで、社会に新たな価値を提供することを目指す会社を指しています。

 

その規模ごとにメガベンチャー(1000人以上)ミドルベンチャー(101~1000人)アーリーベンチャー(~100人)などという呼ばれ方もあります。

メガベンチャーにはリクルートやメルカリ、DeNAなど大手企業とも呼べるような有名企業が名を連ねています。

 

境界線はあくまで会社がどのようなスタンスで経営を行っているかで、上記のような会社はベンチャーと名乗ることで新しいことにどんどんチャレンジする姿勢を示していると言えるでしょう。

そんなベンチャー企業に新卒で入社することは、リスクもありますがその分メリットも大きいのです。

 

更に、ベンチャー企業の枠組みの中には、スタートアップ企業ユニコーン企業というものが存在します。

 

スタートアップは、全く新しい市場を設立時点で生み出し、短期間で急成長を遂げる会社のことを指します。

出来たばかりの小さい会社をイメージしている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
「短期間での市場開拓」がキーワードになります。

例えば有名企業だと、海外のFacebookやGoogle、Instagramなどは元々スタートアップ企業として世に出ています。
日本ではクラウドソフトウェアのfreeeやメルカリなどもこの部類です。

 

ユニコーン企業は創業10年以内で時価総額1000億円以上の非上場企業を指します。
スタートアップ企業の中でも特に成功している企業であるとイメージしてみてください。

日本ではまだ少ないですが、スマートニュース株式会社がそれに当たります。

 

これらベンチャー企業の情報をまとめると以下の図のようになります。

(引用:KOTORAJANAL メガベンチャーとは?働くメリットと代表企業一覧 )

 

分類がはっきり分かれているのではなく、被っていたりある枠組みの中に含まれたりしていることがお分かりいただけたでしょうか。

少し複雑ですが、定義を完璧に覚える必要はないので何となくイメージできるようにしましょう。

大手VSベンチャー Q&A

大手とベンチャーの特徴について述べてきました。
ここからはみなさんが持ちやすい疑問について答えていきます。

Q1 成長するなら?

答えは、ベンチャー企業です。

 

大手企業で成長できないわけではありません。
しかし、ベンチャー企業のように事業が拡大しているような企業では、スピード感が早くポジションがどんどん増えていくため様々な仕事を任せてもらいやすい環境にあります。

そして若いうちから重要な役職につける可能性も高いので、2.30代のうちからトップ経営陣の中で働くことも出来ます。

 

例えば、この「キャリンク」の運営会社であるアロージャパン株式会社/アローリンク株式会社の管理職平均年齢は32歳です。
採用情報はこちら:アロージャパン公式ページ

 

つまり仕事に触れる量が多いという点でベンチャー企業の方が成長できる言えます。

 

しかし注意してほしいのは、「ベンチャー企業に入れば成長できる」という訳ではないことです。
どんな風に成長したいかを具体的にイメージし、積極的に仕事を取りに行くなどの行動をしなければ、ベンチャーであっても大手であっても成長することは難しいでしょう。

 

Q2 福利厚生が充実しているのは?

答えは大手企業です。

 

理由は簡単で、資金が多く安定していることです。
特に住宅補助や残業代などはしっかり整備されていることが多いです。
更に、社員食堂や研修制度などが充実している企業も多いです。

忙しい社会人生活の中で、整った労働環境や充実した保障の中で日々を送れるのは大手企業のメリットでしょう。

 

一方で、ベンチャー企業の中にはユニークな福利厚生を取り入れている会社があります。
例えば、クックパッド株式会社では『キッチンと「まかない」』という名前で、毎日届く新鮮な食材を社員自らの手で調理してランチをするという制度があります。(公式ページ:クックパッド株式会社
社員の交流も生まれる温かくて豊かな発想の福利厚生です。

 

また、企業を褒める手段として福利厚生を志望動機にすることも可能です。

 

Q3 起業をしたいなら?

スキルを付けたいならベンチャー、ネームバリューを使いたいなら大手です。

 

先ほど成長するならベンチャーという結論を述べたので、「起業するなら成長したほうがいい気がするし、ベンチャー企業で働いた方がいいのではないか」と考える人も多いのではないでしょうか。
実際に、ベンチャー企業で培った力で起業している人は大勢います。

 

一方で、大手企業のネームバリューを使って起業する人もいます。
特に地方創生などの領域で活動したい人は、地方に行けば行くほど警戒心が強いため名の知れた企業名を聞くだけで安心材料になり、有利に働くことがあります。

 

Q4 安定を求めるなら?

正直に言って、完璧な安定はありません。
最近よく耳にするかもしれませんが、これが真実です。

 

大手に入れば福利厚生で述べたような経済的補助による安定は見込めるかもしれんせん。
しかし、それがずっと続くという保証はどこにもありません。
つまり大手に入れば安定だというのは幻想です。

 

かと言って、ベンチャー企業に入れば生き抜く力が付くという訳ではなく「完璧な安定は存在しない」という事実を頭の片隅に入れて置くことが大切です。

 

ということは毎日不安になりながら生きていかなければならないのか…と憂鬱になってしまった方に朗報です。
少しでも安定に近づく方法が3つあります!

 

  1. 市場価値を高める
  2. 人脈を広げる
  3. 人を大事にする

 

市場価値が高い人材とは、社会の需要に合った供給を行うことが出来る人材のことを示します。
転職活動においてよく耳にする言葉です。

 

また、人脈を広げ、広げた人脈や元々周りにいた人たちを大切にする。
それだけで何かあった時に助けてくれる人がいるはずです。

 

安定は場所に頼るものではなく、自分で創り出すものだということを知っておくといいでしょう。

【重要】自分の価値観を知ろう

ここまで読んだけど、結局自分にとってどちらが合っているか分からない。

そんなあなたは、自分にとって大事にしたい価値観が見えていないのかも。

 

先に自己分析をしてみませんか?

 

敵を攻略するには、自分と相手を両方知ることが必要ですが、就活も同じです。
自分の特性を知ることで、どんな企業が合っているかが見えてくるでしょう。

 

私自身はベンチャー企業に入社を決めましたが、自己分析をして「目まぐるしく変わる環境を楽しいと感じる価値観」を見つけたからこそ、自信を持って決断することが出来ました。

 

キャリンクでは自己分析の簡単な始め方から、類人猿診断という性格診断を用いた楽しい自己分析など様々な方法を紹介しているので、是非参考にしてみてください!

 

まとめ

ここまで、大手企業とベンチャー企業の違いについて述べてきましたが、繰り返すように、結局どっちがいいかは人によります。

 

また、一口に大手やベンチャーといっても会社によって社風は様々。
「大手っぽいベンチャー」や「ベンチャーっぽい大手」は沢山あります。

 

それぞれの特徴をしっかり押さえつつ、あくまで自分が大事にしたい価値観と照らし合わせながら考えていくことが重要です。