【新卒配属面談ってあるの?】希望部署に配属されるためにできること


入社が決まると、次に気になることの1つは配属先ではないでしょうか。
「1年目にどの部署に配属されるのか」
「勤務地はどこなのか」
「またその部署でどのような経験が出来るのか」
など…その後の人生を左右するほど重要になってくると考えられます。
しかし、一般的に新卒配属は運!?だと言われているほど、1年目から希望の配属先に決まる可能性は低いと言われています。
希望部署に配属されるために何かできる事はあるのでしょうか。
今回は、配属先が決定する前に今出来る事をご紹介します!
まずは一般的な配属先決定の流れを見てみましょう。
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配属先決定の流れ
多くの会社では総合職で一括採用されるため、そこから配属先が決定します。
配属先が決定するタイミングとしては入社前に確定する場合、入社研修後に発表される場合があります。
基本的に配属先は本人の希望よりも、会社側が新卒社員の適性を判断し決定していきます。
ほとんどの場合、適性に重きを置いて配置されるため自分の希望通りの配属先にならずショックを受けたり、不満を抱えたりする人もいます。
配属面談を元に判断
適性だけで判断せず、配属先決定前に希望を確認する面談がある会社もあります。
面談がある会社の場合、面談をする目的として考えられる事は、
- 配属先を決定する前に本人の意思を確認する
- 直接話すことで適性の評価に違いがないか見極める
大きくこの二つの目的に分けられます。
配属面談で意思確認をする
① 配属先を決定する前に本人の意思を確認したい
「希望の勤務地や部署」
「どの部署を希望するのか」
「どんな思いで何を成し遂げたいのか」
など…本人の意思を面談で聞いていきます。
この場合、面談をしながらどのような適性のある人なのかを判断されています。
この面談でいかに自分の想いを伝えられるかによって希望する配属先に配置される可能性が高まる可能性があります。
配属面談で適性確認をする
② 直接話すことで適性の評価に間違いが無いかを見極めたい
会社の経営方針に伴い、大体の配置を決定してから本当にその判断で正しいのかどうかを面談で判断する会社もあります。
この場合、面談中に新しい適性を発揮することができれば元々の配置から変わる可能性があります。
また、適性を評価されている場合には、期待を裏切らないような振る舞いも必要です。
面談がある会社では、自分の想いを直接伝える事が出来るため、納得できる配属先になる場合が多いと言われています。
さらに事前に思いを聞いているため、配属決定後に配属理由を説明してくれる会社もあります。
なぜその部署に決定したのか理由を知る事ができる事でショックを受けたり、不満を抱えたりせず1年目を迎える事ができます。
最近では、新卒社員の意思を聞かずに適性だけで判断してしまうことで、内定辞退や早期退職を考える人もいるため年々事前に面談をする会社が増えてきています。
配属面談がない場合もある
面談のない会社では、アンケートフォームなどで希望勤務地や部署を回答します。
大手企業など新卒社員数が多く全員と面談をしていく時間が無い会社や新卒社員の意思よりも、経営方針を重要視する会社などでは事前面談がない場合が多いです。
さらに面談のある会社に比べて、面談のない会社の方が希望部署に配属される可能性は少ないと言われています。
どうしても希望の部署で働きたい!
1年目からスタートダッシュを決めたい!
そんなあなたは希望部署に配属されるためにできることをやってみてみましょう。
希望部署に配属されるために
配属への想いを伝える
希望部署への配属を希望するのであれば、まずは配属先決定に関わる社員さんへ自分の想いを伝えてみましょう。
面談のある会社の場合、面談時に事前に自分の想いをしっかりと言葉にしておく、またパワーポイントなどにまとめてプレゼンしてみるなど熱意と誠意を持って伝えてみましょう。
また面談のない会社であったとしても、自ら配属先に関する話がしたいと交渉してみてはいかがでしょうか。
会社によっては、その行動力が評価され希望の配属先に抜擢される場合や、結果として希望する配属先ではなかったとしても想いを汲み取り、次の人事異動などのチャンスで声がかかりやすくなる可能性もあります。
実績を伝える
1年目から希望の部署に入るためには自分の実績を伝えてみる事も効果的だと言えます。
先ほども記載しましたが、会社の意向として、人事配置はほとんどの場合適性によって決められます。
つまり、その部署に配置される適性のある人物だと評価してもらえさえすれば希望の部署に配属される可能性が高まります。
例えば国際的に取引のある部署であれば英語コミュニケーションのスキルに関する実績を伝える
商品企画の部署であればアルバイトで企画に携わっていた経験やその実績を伝えるなど
「ポイントはこの人を配属すれば良い影響がありそう」
「1年目から結果を出してくれそう」
などといった具体的なイメージを沸かせられるような実績を伝える事です。
実績を伝える際の注意点としては、ただただ自分の実績を伝えるだけではいけません。
その経験を希望する配属先でどのように活かすことが出来るのか、
そんな経験をしてきた自分だからこそどんな価値を出すことが出来るのか
など伝え、あなたをこの部署に配属すれば何か良い変化が起きそうなどといった期待やプラスのイメージをいかに持ってもらえるかが大切なのです。
希望部署を積極的にアピールする
希望部署を伝える際は、何を伝えるのかに加えて“誰に伝えるのか”も重要です。
事前に面談のある会社では、新卒社員と関わりの深い人事担当者が話を聞く場合が多いです。
懇親会などの機会で、人事よりも裁量権を持つ経営陣にアピールする事も効果的でしょう。
経営陣に適性があると評価された場合、経営陣が直接引き抜きチャンスを与える会社もあります。
経営陣と話す機会があるのであれば積極的に熱意や意思をアピールしてみましょう。
まとめ
新卒1年目から自分の希望する部署で働きたいと思っている方は、
- 配属への想いを伝える
- 実績を伝える
- 熱意をアピールする
などまずは今出来る事をやってみてはいかがでしょうか。
しかし“希望する配属先に決まること”がすべてではありません。
自分の希望する配属先に決まったのであれば、その環境で力を最大限に発揮できるように今のうちから準備しておく、チャンスを与えてもらえた事に感謝するなど配属先決定後にどのように過ごしていくのかが重要です。
また、希望の部署でなかったとしてもそこで一喜一憂せず、自分の希望する配属先にいつか抜擢されるようにまずは置かれた環境下で働く事、そこで実績を残し次のチャンスに備えるなど切り替えが重要です。
どちらの場合にせよ、配属先決定後にあの時こうしていれば良かったなどと後悔のないように今出来る事に取り組んでみて下さい。