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2019年9月27日

内定辞退の理由をどのように伝えればいいのか

内定辞退の理由をどのように伝えればいいのか

複数の会社から内定が出て、第一志望以外の会社からの内定を断るのに悩む就活生。そんな悩みに「どうやって内定を断ればいいのか」について、具体的な対策を考えていきます。 

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内定辞退は、事実を伝えることが大切

内定理由は考えてつくるものだと思っている就活生もいるようなので、結論から。内定を辞退する時のポイントはずばり、「事実」です。

事実を伝えたら、企業に失礼にあたったり、就活生の評判を落としたりという心配はいりません。

 

ただし、内定辞退の理由が本当だとしても、伝え方を工夫する必要があります。伝え方は後で説明するので、まずは内定辞退のパターンごとに断り方をみていきましょう。

 

 

第一希望の業種に内定が出た

食品会社に内定が出ていて、本当は化粧品会社が第一志望だったという場合は分かりやすいです。

 

その際は複数の業種を受けていたことを素直に打ち明けた上で、「本当に行きたかった業種から内定が出たので、誠に勝手ながら御社の内定辞退します」と素直に伝えましょう

 

内定を辞退された企業からは、何の業種かくらいは聞かれると思いますが、たいていの場合それ以上しつこく理由を聞かれることはありません。

いちばんやりたかった職種で内定が出た

あなたは商品企画がやりたかったのに、A社から営業職で内定が出たとします。その後B社から希望通り、商品企画で内定がでました。

 

このようなケースでは、「希望する商品企画で内定を頂いたB社に入社したいと思いますので、営業職で内定を頂いた御社の内定は辞退させてください」

と単刀直入に伝えましょう。

こちらの場合も、理由が明確なので、内定を辞退される企業側も、通常は引き下がるしかありません。 

就活中に志望が変わった

また、就職活動中に「私にはこっちの業種の方が自分に向いている」と思い始めることもあります。

たとえ面接で「御社が第一志望です」といったとしても、途中で指向が変わることはあり得ます。

志望が変わった理由を丁寧に説明すれば、企業も納得するでしょう。

 

社風が合わないと思ったら、隠さずに伝える

一番難しいのは「なんとなく自分にはこの会社がしっくりこない」といった内面的な理由で内定を辞退する場合です。

 この場合は、具体的には答えず、一身上の理由や、御社で通用する自信が無いなどと、自分自身の問題であることを貫き通しましょう。

家族を理由に出すとよいとアドバイスしている記事もネットで見かけますが、できれば家族を持ち出すべきではないでしょう。理由は就職するのは、親や兄弟ではなくあなた自信だからです。こんな理由で業界ナンバーワン企業が納得するはずがありません。

 

大学生と言えばいい大人です、親がこっちの会社がいいと言ったから内定を断るというのは、理由としては不十分となりますので考え直してみるのが良いでしょう。 

NGな辞退理由

ここで、断り方としてNGな例をみていきましょう。

まず、内定を辞退する企業自体に問題があるかのような理由をあげること。

 

例えば、「残業が多いと聞いた」、「同業他社に比べて報酬が低い」といった理由です。

たとえ本当だとしても、あえてネガティブな点を指摘する必要はありません。 

また、業界での順位や財務状況など、あらかじめ調べていれば分かる情報を挙げるのも問題です。企業側からすれば、「事前にそんなこと知っていたでしょう」ということになります。

 

あくまで内定辞退は相手先の企業のせいではなく、就活生個別の事情としておくことが、角をたてることなく、丸く収まります。

内定辞退の理由は、こと細かに説明する必要はなし

また、内定辞退の理由をどこまで話せばいいかも気になります。

 

基本的には、

他に内定をもらった会社は、聞かれ無ければ教える必要なし

どちらが先に内定が出たかも教える義務はない

 

内定辞退者が出ないため、これからの採用活動につなげたいから

 

理由は正直に明らかにする必要はありますが、事細かに内定辞退理由を説明する義務はない。

ということを肝に銘じておきましょう。

 

また、「内定を辞退するのは怖いなどと」臆せずに、誠意をもって相手企業に伝えましょう。

 

内定辞退に悩んでいる企業も

内定辞退を巡っては最近、就職情報サイト『リクナビ』を運営するリクルートキャリアが、「内定辞退率」の予測を顧客企業に販売したとして、厚生労働省から是正を求められました。

現在はサービス提供の一時休止をしていますが。

リクルートキャリアは2018年3月、企業から受け取った就活生の個人情報をもとに内定辞退率を予測し、販売するサービスを始めました。内定辞退率データの販売は、個人情報保護法が禁じる特別の理由のない個人情報の外部提供にあたるとされました。

 

リクルートキャリアが企業に提供したのは匿名のデータでしたが、企業側が就活生の情報と照らし合わせれば、個人名を特定できるという点が問題視されています。18年3月以降に辞退率を販売された就活生は計約7万5千人でした。

 

一連の問題に対しリクリートキャリアは、「過去5年で『学生による辞退率』は大きく増加しているのが現状です」と説明しています。

 

今回のリクナビによる就活生の内定辞退データ提供問題は、裏を返せば、企業側も内定辞退に悩んでいるということです。

いくら学生側の「売り手市場」だからといっても、企業から見れば採用に大きなコストと労力をかけているということも頭に入れておきましょう。

あなたも就職したら、いつか採用担当になるかも知れません。学生と企業がお互いフェアに相手と接することが大切です。

まとめ

内定の辞退は企業に負担がかかるため、あまり日をおいてもいけませんし、断りにくくなってしまいます。

本命の企業から内定が出たら、一週間以内には返事が先方に着くようにしましょう。

 

さらに断りを入れるときは、あいまいな表現は誤解を生む元になります。断る理由は正直に具体的に伝えることが大切です。

 

就活生側の事情で内定を辞退することになったことを強調し、相手がよく納得できるように表現で説明し、相手に非がないことをしっかり伝えましょう。

 

 

 

 

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