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2019年8月12日

【大学院】大学院進学のメリット・デメリット

【大学院】大学院進学のメリット・デメリット

就職活動が近づくと友人との会話でも『就活』がキーワードになることは多いですよね。

特に「職種はどうする?」「自己分析はした?」という話題が上がってくるのではないでしょうか。

 

特に理系大学生の場合、他に上がってくるのは

Aさん
 「大学院進学する?それとも就職する?」

という話題です。

 

人生を考える上で避けては通れない進路の話題。

 

理系大学生なら一度は話したことがある、もしくは聞いたことがある話題ではないでしょうか。

この大学院進学は就職活動にも大きな影響を及ぼします。

 

ここでは、

・大学院の特徴

そして、そこから見た

・就職する上での大学院進学のメリット・デメリット

について紹介していきます。

 

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大学院の特徴

大学院とは

まず、大学院とはどんな場所なのか、そのシステムについて簡単に説明致します。

大学を修了した人が進学し、さらにその分野の最先端を探求することができる場所です。

 

・博士前期課程(修士課程):2年間

・博士後期課程(博士課程):3年間

 

に分かれております。

 

2年間もしくは合計5年間もの間、その分野において最先端の研究を行うことができます。

ちなみに日本では修士課程の2年間を修了した後に就職するがほとんどです。

大学院生の大学生と社会人との違い

大学院生、大学生、社会人の間で大きく違うのは、

①時間

②お金

この2つです。

では、具体的にどのような違いがあるのでしょう。

①時間

大学院生は一般的に言うと研究に

没頭する生活が続きます。

社会人における『労働』がそのまま『研究』に置き換わったと考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。

 

それゆえに大学時代よりかは多忙な生活になる傾向があります。中にはその多忙さゆえにバイトや趣味に費やす時間が大学時代よりも大きく減った友人がほとんどでした。

大学院生は時期によってはかなり多忙な場合もあります。

一方で、平日休みも確保しやすいなど、社会人より時間に融通が効くことも多いです。

その時間を上手く利用して旅行などの趣味に興じている学生もいます。

 

同じ大学院生の友人と旅行などに遊びに行くこともよく聞く話です。

つまり、研究は忙しい。しかし、プライベートを充実させることも十分できると言えるでしょう。

②お金

 

そして、何よりの違いは学費です。

 

社会人の場合はお金をもらって労働をすることになります。

しかし大学院生の場合はお金を払って研究をさせてもらうことになります。

ですが、大学生よりかは自由に使える時間が少ない為、アルバイトなどでお金を稼ぐことが難しくなります。

それゆえに奨学金などを利用しながら、学費や生活費をまかなっている大学院生もいます。

 

つまり、大学院生は社会人、ひいては大学生よりも金銭面は不自由になりやすいと言えるでしょう。

大学院進学のメリット

ここまでだと「大学院生って大変なだけなのでは?」と思うかも知れません。

しかし、そのリターンはかなり大きくなります。就職活動という観点から見てもメリットは大いにあります。

以下ではそのメリットについて記述していきます。

専門的職種に就職しやすい

大学院卒の学生は、最先端の研究に2年間以上取り組んでいた『実績』があります。

それゆえに『専門性のある人材』とみなされます。

 

企業や職種(研究職や開発職など)によっては『院生のみ募集』という場合もあります。

すなわち、院生になってこそ選べる選択肢が増えるということです。

 

そして、大学院や研究室の推薦を利用できる場合も多いです。

研究室の中には一般企業と連携して研究している場合もあります。

 

また、その大学院・研究室出身の人がその企業で活躍している場合もあります。

特に地元との繋がりが深い大学院の場合はその傾向が強いです。

つまりは企業とのパイプによる推薦があるということです。

 

推薦については大学院や研究室によって差はありますが、中には大手企業とのパイプを持っているところもあります。

一般応募では得られないチャンスを得られるというのも大学院生の特権であると言えるでしょう。

 

このように大学院生には、専門的職種への就職において大きく優位性があるということになります。

就職の選択肢が広がる

大学院生は就職の選択肢が広がると捉えることもできます。

先ほどの専門的な職種は大学卒業時にあった選択肢に+αで増える選択肢となります。

 

そして、研究生活を通じた自身の成長、2年間以上研究を全うしたという実績も就活を行う上での武器になります。

大学院での研究がそのまま役に立つ職種は限られてきます。

 

しかし、研究を通じて得た能力、例えば、論理的思考、プレゼン力、忍耐力などは自分の価値となります。

これらを上手くアピールできれば、大学卒業時に自分が通らなかったかも知れない企業にも就職できるかも知れません。

 

つまりは大学卒業時の選択肢に加えて、専門的職種への就職しやすさ、そして研究を通じた自身の成長が選択肢を広げるということです。

生涯年収の向上

一般的に学部卒より院卒の方が初任給が高いと言われております。

「でも学部卒は院卒より早く働いているでしょ?」と思うかも知れませんが、昇給の仕方も院卒の方が大きいというデータも出ております。

それゆえに生涯賃金も院卒の方が多くなるわけです。

もちろん、企業や個人によって差はあります。ですが、一般的に学部卒より院卒の方が生涯賃金が高いと言えます。

大学院進学のデメリット

メリットがあればもちろんデメリットもあります。

特に時間的な面では院卒生は不利な状況になることが多いです。

 

以下ではその具体的なデメリットについて述べていきます。

就職活動に割ける時間が短い

就職の選択肢が広がる一方で就職活動の期間が確保しづらいのが院生です。

 

大学生の場合、単位がそろってしまえばかなり時間に融通が効きます。

就職活動に向けてアルバイトなどで資金を確保できるというメリットもあります。

 

しかし、大学院生の場合、研究の傍ら就活を行うことになります。

中には、就活を理由に研究を休める研究室もありますが、論文を提出し成果を出さなければいけないので長い時間を就活に費やすことは難しいです。

 

また、前述の通り資金も確保しづらい為、長期間の就活には向きません。

 

実力としては就職の選択肢を広げられる院生です。

しかし、時間的観点から捉えると逆に選択肢を狭める可能性もあります。

以上のように腰を据えてじっくりと就活を行うことが難しいことは院生のデメリットと言えるでしょう。

就職時期が遅れる

院卒で就職するということはつまり、『学部卒から2年以上遅れて社会に出る』ということです。

つまりは学部卒だった場合に得られた2年間以上の社会人経験や賃金の代わりに院生活を送るということです。

 

この20代の2年間はライフプランを考える上でも鍵となってくる2年間と考えられます。

特に女性にとっては妊娠、出産なども考えれば大きい2年間ではないでしょうか。

 

もちろん大学院でしか得られない経験も多くあります。

しかし、研究室という閉鎖的な環境の中で2年以上を過ごす。そして、お金の融通も聞きづらいのが院生です。

 

働いていればこそ得られるスキルアップや人間関係もあります。

お金があればこそできる経験や将来への準備もあります。

 

上記のような点で学部卒の場合から遅れを取ってしまうのが院卒のデメリットです。

まとめ

それでは就職活動における大学院進学のメリット・デメリットをまとめていきます。

 

まず、大学院の特徴についてです。

大学院とは2年間もしくは合計5年間もの間、その分野において最先端の研究を行うことができる教育機関。

 

在学中は研究を中心とした生活になります。それゆえ、大学院生と大学生、社会人の間には、時間・お金について大きな違いがあります。

 

①時間

大学生よりは自由な時間が少ない

しかし、社会人よりかは融通が効くこともある

 

②お金

社会人と違い賃金がない為お金の融通は効かない

また、大学生と違い時間がない為お金を稼ぐ時間もない

 

上記のような違いから、就職活動に際しては以下のようなメリット・デメリットが生じます。

 

<メリット>

①専門的職種に就職しやすい

②就職の選択肢が広がる

③生涯年収の向上

 

<デメリット>

①就職活動に割ける時間が短い

②就職時期が遅れる

 

人生の中で大きな岐路になりうる進学か就職かの選択。

自身のライフプランを考える上どの選択肢が適しているのか?

その選択の上で参考にして見て下さい。

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