記事詳細

ARTICLE DETAIL
2018年12月31日

面接官「学生時代に打ち込んだことは?」私「そんなものはない!」

面接官「学生時代に打ち込んだことは?」私「そんなものはない!」

学生時代頑張ったことは何ですか?」

就活の面接やエントリーシートなどで必ずと言っていいほど聞かれるこの質問ですが、学生にとっては非常に答えにくい質問のようです。

 

・打ち込んだことなんて特にない
・遊んでばかりで何もしてこなかった

 

…と感じている方。安心してください。

「学生時代に打ち込んだこと」は別に凄いことである必要はありません。

日頃やっていたことをそのまま言葉にすればいいのです。
別に部活やバイトやサークルでなくても大丈夫です。
ゲームでもギャンブルでもナンパでもなんでもOK!
要は伝え方です。

この記事では、「学生時代頑張ったこと」に対する回答の作り方とポイント、そしてそのような質問をする企業の意図を説明いたします!

 

学生時代に打ち込んだことがない就活生へ

  • 「学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?」
  • 「学生時代にやり遂げたことは何ですか?」
  • 「学生時代に成し遂げたことは何ですか?」
  • 「学生時代に頑張ったことは何ですか?」

「そんなもんないから!!」

と答えたくなるあなたは、上記のような質問は耳にタコだと思います。

まず安心して聞いてほしいのですが、頑張ったことは「趣味」「娯楽」でも構いません。

聞こえの良い内容でなくても、その努力さえ伝わればよいのです。

一番多くの時間を費やしてきた経験をそのまま頑張ったこととして、自己PRに繋げてください。

 

学生時代はずっと部活しかしてこなかった

部活を頑張ってきた方はもう十分です。

その経験をとにかく深堀してください。

自己PRに幅をもたせるために色んな経験を掘り起こす就活生も多いですが、部活しかしてこなかった人は、全ての自己PRのネタを部活から引っ張ってきてOKです。

 

 

スマホゲームしか本気で取り組んだことがない

本気で取り組んでたのなら、全然使えます。

面接官によっては第一印象は悪いかもしれませんが、だからこそ、その後のトークで大挽回ができます。

例えば、「友達に勝つだめだったらどんな手段でも選ばなかった」とか「ゲームスキルを高めるために、youtubeの動画をひたすら見て研究した」などのトークに広げていきましょう。

何事にも本気で取り組むということは、仕事に閊えるスキルなのです。

 

「学生時代に最も打ち込んだこと」のエピソードの流れ

1.やったことを端的に述べる
2.「こだわり」を述べる
3.その結果を述べる
4.学んだことを述べる

まず、上記が簡単なフレームワークになります。
その学んだことが自己PRに繋がればベストです。

 

1.学生時代にやったことを端的に述べる

「私が学生自体に打ち込んだことは○○です」
と最初に伝えます。
最初に結論を言うことで、その後のエピソードの内容を面接官にある程度想像させることができますので、その後の話の理解度が高まります。

 

2.やったことの「こだわり」を述べる

あなたのこだわりを伝えてください。
どのような目標を掲げ、どのような困難があり、それをどのように乗り越えたのかについて話します。
5W1Hを意識してできるだけ具体的に話し、リアリティを持たせましょう。

 

3.やった結果を述べる

その経験をする前とした後で何が変わったのかを説明します。
数字で言い表せる場合は、必ず数字を用いましょう。

 

4.学んだことを述べる

学んだことや成長したことを説明します。
また、最後に「その経験が仕事でどう活かせるのか」について述べます。
何かに熱中した経験である場合、「仕事に没頭できる」という強みでアピールできます。

 

学生時代頑張ったことを伝える際のポイント

何に取り組んだかではなく、どう伝えるかが大事

普段ゲームしかしてなかった人はゲームの話をするべきですし、ショッピングばかりしていなかった人は買い物の話をするべきです。

要は、どう伝えるかがポイントになります。

ゲーム】

1つのゲームをトコトン追究してきた方は、「勝つために」or「クリアするために」努力してきたことがあるはずです。

その努力の仕方を言葉で表現しましょう。

パズルゲーム】

パズルゲームは数学的な話に

箱庭系やRPGであれば「コツコツ努力」や「コンプリート」という切り口で攻めましょう。

最終的には「仕事は苦しむものではなく、ゲーム感覚で突き詰めたい。仕事を攻略したい」という着地にすれば良いでしょう。

ショッピング】

ショッピングであれば、「欲しいものは確実に手に入れる」という切り口から入り、価格や質などをリサーチして比較することによって、情報収集力が身に着いたと表現できます。

そして、「目標を最も効果的な方法で達成する努力ができる」という着地にしましょう。

ギャンブル】

パチンコや麻雀といったギャンブルは切り口が沢山あります。

  • 「期待値計算」
  • 「統計学」
  • 「プラスマイナスに揺れない心」
  • 「リサーチ力」
  • 「情報収集力」
  • 「効率の勉強」

など。

 

一見面接のエピソードとしてはふさわしくないような内容でも、伝え方次第では魅力的なエピソードとなるのです。

 

嘘のエピソードはオススメしない

打ち込んだこと、頑張ったこと、成し遂げたこと

こういったエピソードを嘘で塗り固めるのは推奨しません。

なぜなら、あなたはその分野に詳しいはずだからです。
面接官も必ず掘り下げてきます。
また、怪しまれたり、嘘が見抜かれたりした場合、「平気でウソをつく人」というイメージがついてしまうのです。

 

👉面接官は嘘を見抜く?自己PRで本当に重要なところ

 

テンプレの例文なんて参考にしなくていい

  • アルバイトで売り上げを上げた?
  • 部活でチームをまとめた?
  • ゼミでのよい成績をおさめた?

「学生時代に打ち込んだこと」の例文として上記がよく挙げられますが…

誰もがそんな経験あるわけないですよね。

多くの就活生がこのような例文を参考にしすぎるため、背伸びをした中身のない自己PRばかりになってしまいがちで、正直面接官は飽きてしまいます。
決して無理して誇張する必要はありません。

 

👉例文そのままの志望動機なんて意味ないよ

 

【パターン別例文】学生時代に打ち込んだエピソード

ここでは日常の些細なことを実際に自己PR化していきます。

①ゲーム

上でも述べた通り、「勝つために」or「クリアするために」努力してきたことを書きましょう。

例文

私は学生時代ゲームに尽力し、課題に対する分析能力と行動力を培うことが出来ました。

ステージをクリアしていく毎に現れる強い敵に勝つため、自身の所持しているキャラクターの強化や率先的にオンライン上で仲間を作り、チームを形成するなど様々な努力をしました。

キャラクターの強化に関しては、それぞれのキャラクターの属性を考慮し、敵の属性に対しより攻撃効果の高い属性のキャラクターの育成を心がけました。

また強い敵を倒すために、SNS上で同じゲームをプレイしている方に声をかけ、率先的にチームを作り、チームを編成する際にもそれぞれのキャラクターの育成度やプレイスタイルを考慮しました。

勝つためにはどうするか、という視点で自身の分析を行い、またチームを一から作りあげチーム内のメンバーを分析するなど、分析能力と行動力を駆使し敵に勝つという成果を上げることが出来ました。

 

 

②家計管理

大学生活から一人暮らしを始めた人は家計計算を伝えると良いでしょう。

生活費を月いくらに抑えるためにどのような行動をした、というように、目的に対しどのような計画を立て、行動を起こしていったのかを上手に表現しましょう。

例文

私が学生時代、1ヶ月の食費を1万円以内に収めるという目標のもと、家計計算に注力しました。

1万円以内に抑えるため、日々のチラシチェックは欠かさない、周辺スーパーの位置を確認し、どのように回れば効率的に安い食材をゲットできるか考慮することなどにより、情報収集能力、分析力を培うことが出来ました。

また消費期限を考慮しながら作り置きをするなど、期限に合わせてどのように行動を起こすべきかを考えながら目標を達成することが出来ました。

以上のように目標に対し適切な行動を起こし、月の食費を1万以内に収めるという成果をあげることが出来ました。

 

ナンパ

どうすれば狙った相手をを落とすことができるか、という観点で相手の心理を読み取る能力が長けていることをアピールすることが出来ます。

例文

変に聞こえるかもしれませんが、私は学生時代ナンパに尽力しました。

一目気になった相手と連絡先を交換し、必ずデートをするという目標をもとに相手からどうしたら警戒心を解いてもらうかということを考えながらナンパをしました。

まず警戒心を抱くために愛想よく、人当たり良く話しかけることにより相手が少しでも「この人と一緒にいたら楽しく過ごせそうだな、話も聞いてくれそうだな」と感じてくれた場合はそのままどこかのバーに誘い、別れ際には連絡先を交換する、という手順通りにナンパをし、年間100人ナンパに成功することが出来ました。

初対面の人に気を許してもらう、また相手は今人に対し何を求めているのかを考える、ということから、学生時代ナンパに注力したことにより行動力とコミュニケーション能力を培うことが出来ました。

 

学生時代に打ち込んだことをなぜ企業は知りたいのか

モチベーションの源泉を知りたい。

「打ち込んだこと」…すなわち、「高いモチベーションで行動できるもの」です。

0から1を生み出すことが好きな人もいれば、淡々とした作業をこなしていくのが好き人もいます。

大事なことを言いますが、この質問は「得意なこと」を聞いているわけではなく、「楽しいこと」を聞いています。

 

ストレス耐性の判断材料になる

「継続して実践できること」は当然「苦痛じゃないこと」と言えるでしょう。

この苦痛に感じない部分を調べるのに役に立ちます。

 

個性・特性の判断材料になる

「打ち込んできたこと」はアイデンティティーであり、あなたの個性や特性をそのまま伝えるようなものです。

人柄や性格などと様々な情報が詰まっています。

 

まとめ

3つのポイント

  • 全ては伝え方次第
  • 架空のエピソードはNG
  • 例文っぽいのはつまらない

 

企業はすごい人を採用したいわけではなく「相性の良い学生」を探しています。
何なら、すごすぎて採用されないなんてこともありえます。

なので、あなたが経験したことを卑下しないで、自信満々に伝えてみてください!
内容よりも、楽しそうに伝えられることが大事です。
あなたが笑顔で人に伝えられるエピソードを今一度思い出してみてください。