【流行りの就活】動画選考って何から準備したらいいの?コツってあるの?
最近では『あなたの魅力を3分の動画にまとめてください』といった選考があります。
普段カメラに向かって喋り慣れていない学生からしたら、なにから準備したら良いのかと考えることが多いですよね。企業も5G世代に対応しつつあるので、これからの時代は多くなってくることでしょう。
今回は動画選考についてどのように対策をしていけば良いのか、説明していきます。
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狙いはなんなのか?
企業の狙い…結論としては、効率的に自分の会社に適した人間を選ぶためにやっています。
今までだと、ESなどの書類選考では文章さえ上手く書けていれば、見た目をおろそかにしている学生や、話し下手な学生でも選考を進めてしまいます。これだと企業は就活生の実際の人柄やコミュニケーション能力を測れません。
そこで学生のコミュニケーション力と人柄を見ることができる方法として『動画選考』が選ばれています。
実際に話している姿が見れますし、発する言葉から嘘か本当か見分けることができます。
理系就職ではあまり見られませんが、大手企業や接客をメインとする企業では、この選考方法が取り入れられていることが多いです。
準備するものは?
動画選考の流れは、事前に送られてきた質問の答えを、1分くらいの動画に収め、提出する形式です。
ビデオレターをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
準備するものとしては、特になく自分のスマートフォンを使えば問題ないでしょう。強いて言えば画面を固定するための『三脚』は買っておくと楽になります。
PCでも録画は可能なので、あなたの準備がしやすい方にしましょう。
動画を上手く撮るコツは?
さて、この動画選考を突破する秘訣は一体どんなものなのでしょうか?質問の内容にバッチリと答えることが重要ですが、それ以外に必要なことはあるのでしょうか?
アングルを気にしよう
カメラアングルは重要です。自撮りでも角度は重要ですよね!
というのも表情の変化も、照明がうまく顔に当てないと画面が暗くなってしまいます。せっかく明るい声で話していても暗い印象を残してしまいます。明るさに最終的な編集でどうにもなりますが、角度は編集ではどうにもなりません。
上記の図をイメージしていただくとわかると思いますが、肩まで写っていると良いでしょう。
背景は白が無難
自分の部屋で撮影したりする時に、良くあることなのですがいろんなものが写ってしまうと、見る人が話に集中できません。あくまで情報量が少ないように背景は白で極力、物が写らないようにしましょう。
雑音は入らないように
自分の部屋で撮影している場合に、洗濯機を回してる音でしたり、タイピングの音などの生活音が入らないようにして撮影をしましょう。BGMも、もちろん不要です。
もし外や場所を借りて撮影する場合は特に気をつけてください。電車の音や、他の人の話し声が聞こえたりする場所でないか気をつけた上で行なってください。
身だしなみはしっかり
動画選考とはいえ、『選考』であることは変わりません。
基本は面接と同じ格好で撮影しましょう。スーツやジャケットを着用することをお勧めします。しかし、企業によって、学生の個性を見たいという考えから私服でお願いする場合もあります。その時はあまり派手な格好をせず、オフィスカジュアルな格好や、社風にあった格好をしましょう。
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受かるために必要なことは?
普段の選考と変わらないとはいえ、受かるためのコツというのは存在します。
いくつかまとめていますので、1度目を通して確認してください。
最初の10秒で決まる
選考の基本中の基本で、最初の挨拶が重要です。第一印象でほぼ決まりますし、挨拶一つでどんな学生なのかある程度見えてきます。掴みの部分をしっかりとインパクトのあるものにすることで相手の聞く姿勢を作ることができます。
話す内容も重要ですが、出だしが肝心です。
コミュニケーション能力の高さが伝わるように
最初に書きましたが、動画選考ではコミュニケーション力を測るために行われています。
コミュニケーションの高さとはなんでしょうか?そもそもどうやって伝えていけば良いのでしょうか?
それはズバリ声の大きさやトーン、話すスピードが重要になって来ます。
普段話し慣れてない人ほど、声が小さかったり、低い声だったり、早口だったりします。
動画の中で話し相手もいない中で、会話に慣れているかが見られています。
かなり難しいことを強いられますが、大きな声で、少し声を高くして、ゆっくりと話すと良いでしょう。
どの様にして見せるのか
動画ですから編集ができます。実際に部活に取り組んでいるときの写真を表示させたり、実物を見せながら話すと聞き手の配慮を考えるのも一つのコツと言えます。
何回も練習しよう
動画選考なので、撮り直しが可能です。声の大きさや、照明の調節や雑音、内容なども気になりだすと止まらなくなりそうですが、その分何回も撮り直しができます。
カメラに向かって話すことは、恥ずかしいことですが、何回もやっていくうちに慣れてくるのでそれも練習です。動画選考なので、入室や歩き方は特に問われませんが、面接同様に練習すればするほど良くなります。
あまりに練習しすぎて、気持ちが乗らずに棒読みにならない様に気をつけてください。
熱意が十分に伝わるように
選考においての熱意の伝え方というのは、『志望動機の明確さ』にあります。
志望する理由にしっかりと筋が通っていれば、相手に熱意が伝わるでしょう。
反対に中身がなく曖昧でどの会社でも通用しそうな志望動機だと、全く伝わりません。
『なぜその企業なのか』『なぜその業界なのか』と自問自答して会社への熱意を精錬していくことが重要になって来ます。
選考では、社風とどれだけ長く働いてくれるかというのも見られているため、就職後にどのようなビジョンを持っているのかというのもある程度は想像して書いておくと良いでしょう。
常にアウトプットしておこう
動画選考と普通の選考と圧倒的に違う点がひとつあります。それは、相手の反応が一切見られないことです。当たり前といえば当たり前なのですが、本来自己PRや志望動機というのは面接官に突っ込まれて完成していくものです。自分の頭の中で考えていることを伝えることで辻褄が合っていなかったり、相手に伝わっていないことがわかりますがこの選考だと学ぶことがありません。
この点が大きな違いです。そのため他の会社の選考や友達、メンターの方に協力してもらい自分の志望理由や自己PR、質問の答えを簡潔にまとめて、わかりやすく回答できるように精度を高めていきましょう。
まとめ
動画選考のねらいとして、企業は会社に適した人間を選ぶためにやっています。例年の書類選考だとコミュニケーションの部分が見えてこないのでこのようなスタイルが増えて来ています。準備するものとしてはカメラの画角の確認です。スマホの場合三脚があると良いです。動画選考のコツですが、服装、照明、服装、そして声のトーンと大きさにあります。
お題の意図を理解するのも重要ですが、志望動機もしっかりとまとめておきましょう。
最初は動画撮影に緊張するかも知れませんが、何度も練習あるのみです。
頑張ってくださいね。