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2020年3月27日

【20年新卒】内定者研修と新卒研修の違いって?

【20年新卒】内定者研修と新卒研修の違いって?

20卒の皆さん。

いよいよ来月から社会人になりますね。

例年、ほとんどの企業で入社後すぐに新入社員向けの研修が行われます。

企業によって新卒研修の期間は異なりますが、短くても2週間、長いところは数カ月にわたって行う企業が多いようです。

 

ところで皆さん。

皆さんは、内定者のときに「内定者研修」に参加したことはあるでしょうか?

「内定者研修」と「新卒研修」って具体的には何が違うんだろう、と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

今回はその疑問にお答えし、「内定者研修と新卒研修は一体何が違うのか、どういう心構えをして臨むべきか」を皆さんにしっかり伝授していきます!

内定者研修と新卒研修の違いは大きく分けて3つ

内定者研修 新卒研修 違い

「内定者研修」と「新卒研修」は主にどのような点で違うのでしょうか?

その違いは大きく分けて3つあります。

それは、

  1. 時期・強制力が異なる
  2. 内容が異なる
  3. 目的が異なる

です。

ここからはこの3つそれぞれがどのように異なるのかを説明していきます。

違い①時期・強制力が違う

1つ目は時期と強制力が異なるということです。

簡単に内定者研修と新卒研修を比較すると以下のようになります。

 

時期

強制力

内定者研修

10~11月(2~3月)

なし

新卒研修

入社後2週間~数カ月

あり

まずは内定者研修についてです。

内定者研修は大体10月~11月頃に行う企業が多い傾向にあります。

20卒までの就活スケジュールでは3月に本選考エントリーが解禁され、本選考は大体夏頃には終了するのが一般的とされていました。

多くの企業は10月初旬に内定式を行います。

そのため、内定者研修は内定式を終えた後に行う企業が多いのです。

また、大学の授業が落ち着き入社直前となる2~3月に内定者研修を行う企業もあります。

 

そして、内定者研修は強制ではありません

入社前の時点で内定者に対して行う研修は任意参加のことが多いです。

それは雇用者が内定者へ社内の業務を依頼した場合、そして研修を強制する場合には内定者へ賃金を支払う義務があるからです。

これらが就労始期付解約権留保付労働契約という決まりで定められています。

内定を出した学生には、就業開始日(=入社日)までの期間も従業員同様と捉えられています。

 

万が一都合が合わないようなら欠席しても問題はありません。

欠席をしたとしても内定を取り消されるなんてことはほぼありません。

ただし、欠席をする場合はその理由をしっかりと事前に内定先の担当者へ連絡をすることを忘れないようにしましょう。

 

次に新卒研修についてです。

日本の入社式は基本的には4月初めに行われることが多く、新卒研修は入社式終了後に始まります。

冒頭でもお伝えしたいように、新卒研修の期間は企業によってさまざまです。

企業によって2週間ほどの研修もあれば、数カ月にわたり研修期間を設けているところもあります。

自分の内定先の研修がどのくらいなのかは入社前にしっかりとチェックしておきましょう。

 

そして、一番気を付けなければならないことは新卒研修は必ず参加しなければなりません。

理由としては、新卒研修は仕事の一環として参加するからです。

入社した会社で今後仕事をしていくための基礎となる研修であるため、欠席は基本的には許されません。

ただし、どうしても冠婚葬祭や体調不良等で欠席しなければならない場合は分かりやすく簡潔に担当者へ連絡をしましょう。

違い②内容が違う

2つ目は内容が異なるということです。

内定者研修では、入社後の携わる業務に関する研修というよりはより基礎的なことを学ぶことが多いです。

基礎的なこととは、チームビルディング力を鍛えたり、社会人になるあたっての意識転換の方法を学んだりします。

 

実際に内定者研修でよく行われるのは内定者同士の懇親会やグループワーク、社会人のマナー研修などです。

懇親会では、同期入社の人はもちろん、先輩社員の方が参加されることもあります。

グループワークに関しては、企業によってテーマはさまざまで年によって違うこともあります。

チームを組んで一定の期間で社内のビジネスコンテストのような形の本格的なワークもあれば、ゲーム感覚の楽しいワークを行う企業もあります。

新卒研修では、社会人として働くことであったり入社した会社で必要な知識やスキルを身に着ける研修になります。

企業によっては社会人のマナー研修をこちらで行うこともあります。

上座・下座に関してであったり、名刺の渡し方等細かく教える期間でもあります。

そして、専門職であればさらにそれに関する必要な知識を座学形式で学びます。

こちらも企業によっては本当に知識が入ったのかを研修期間中にテストをする企業も多いようです。

違い③目的が違う

3つ目は目的が異なることです。

内定者研修の目的は、企業によってもさまざまですが主な理由は、

・内定者同士に親睦を深めてほしい

・内定者のフォローをしたい

・入社前にある程度適性を見ておきたい

このようなことが挙げられます。

 

内定者研修で懇親会やゲーム感覚のワークがあるのはこのためです。

一緒に働くことになる同期と入社前から仲良くなってもらい、少しでも入社をすることが楽しみだという気持ちになってほしいという企業の想いが込められています。

内定者研修に参加することで、横の繋がりも広げることが出来ます

 

また、内定者研修を設けている企業はそこである程度内定者の適性を見ていることもあります。

内定者研修の様子を見て、それ次第で入社後の配属を決めることがあるため、緊張しすぎるのは良くありませんが、内定者研修の態度には細心の注意を払って臨みましょう。

 

一方、新卒研修の目的は同期の親睦を深めることも大切ですが、それ以上に

・入社した会社をより知ってもらいたい

・社会人としての自覚を持ってほしい

・新卒研修の様子を配属参考にしたい

という企業の想いがあります。

 

入社式や新卒研修は、学生の意識から社会人の意識へとスイッチを切り替えるタイミングでもあるのです。

社会人になるからには、甘い考えは捨てなければなりません。

入社したら、しっかりとスイッチを切り替えていきましょう。

 

先ほど内定者研修のところでもお話しましたが、新卒研修でも配属先を決定するために適性を見ている企業は多いです。

企業によっては入社式前に配属が決まる企業、または新卒研修後に配属が決まる企業で分かれます。

新人研修後に配属が決まる場合は、新卒研修の様子次第で配属は左右されるといっても過言ではありません。

新卒研修で気を付けるべきこと

内定者研修 新卒研修 違い

今までは、内定者研修と新卒研修の違いに関してお話してきました。

ここからは実際に新卒研修に参加する際に気を付けなければならない、知っておかなければならない基礎知識をお伝えします。

マナー

まずはマナーです。

20卒の皆さんは就活時代にもマナーをたくさん学んだのではないでしょうか?

例えば、建物に入るときはその前にコートは脱ぐであったり、企業から来たメールは可能な限り早めに返信をするであったりさまざまなマナーを学んだと思います。

新卒研修では、そのようなマナーはもはや当たり前であるという前提のもと行われることも多くあります。

 

企業によっては社会人としての在り方から研修を行う場合もありますが、一定の知識は家族から聞いたり、大学の先輩へ聞いたりして事前に自分で情報を集め「マナーがなっていない」と企業に捉えられないように注意しましょう。

言葉遣い

次に言葉遣いです。

これも就活をしていたときにかなり学んだことだと思います。

尊敬語、丁寧語、謙譲語など少しミスをすれば自分が偉くなってしまったり、逆に先輩社員の方を下に捉える言い方に変わってしまったりもします。

 

例えば、日本人が良く使う「~させていただきます」という言葉を例に挙げると、この使い方を間違えている人はかなり多いです。

本来、「~させていただく」という言葉は「させてもらう」の謙譲語にあたります。

この言葉は、相手が許可している物ごとに対して自分が行動を起こすという意味なのです。

このように、普段使っている言葉でも本来の意味を間違えて使ってしまっている言葉は数多くあります。

学生のとき以上に言葉遣いには気を配るようにしましょう。

まとめ

今回は、内定者研修と新卒研修の違いを、

  1. 時期・強制力が異なる
  2. 内容が異なる
  3. 目的が異なる

この3つに分けて説明しました。

内定者研修と新卒研修ではそもそも行うための目的が異なります。

内容や目的をしっかりと理解した上で研修に参加しましょう。

 

新卒研修に参加する場合は、社会人としてのマナーや言葉遣いにも細心の注意を払うように心がけることが大切です。

新卒研修は入社してから先輩社員の方と関わる第一歩の大切な研修です。

スイッチを切り替えて社会人として最高のスタートを切れるよう、新卒研修に参加するための心構えをしっかりとして臨みましょう。