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2020年2月25日

【配属の決め方】予想外の配属先に決まったのはなぜ? 決定の仕組み教えます。

【配属の決め方】予想外の配属先に決まったのはなぜ? 決定の仕組み教えます。

ある調査では、約1割の人が、予想外の部署への配属を経験しています。

社会人生活、自分が希望する部署と違う部署では、なんとなく出鼻をくじかれたように感じる人もいるかも知れませんね。今回は、なぜ予想外の配属先に決まったのか、その仕組みについて解説します。

また、予想外の配属先に決まったら、どう仕事に取り組んでいけばいいのかなどの対処法についてもご紹介します。すでに内定が出たばかりの人も、これから就活に取り組む人も、配属先について詳しく知っていきましょう。



【どうやって決まる? 】配属先決定の流れ

会社によって配属先決定の流れはさまざまありますが、まずは一般的な流れを見てみましょう。

1.グループディスカッションや面接などから得た印象を材料に適性を見る

2.採用担当者、役員、社長などが、本人の希望も踏まえながら配属部署を検討する

3.配属先が決定し、内定が出る

配属希望は尋ねられる事が多いですが、その希望をどの程度念頭に置いているかは企業によって、採用担当者によっても違います。

採用担当がグループディスカッションでの様子を見て「この人は営業に向いている!」と思われれば、その適性が買われて営業に決まることもあります。

採用担当も面接した役員も「営業が向いている」と言っているのに、社長の鶴の一声で別の部署に回されることも少なくありません。

 

実は入社後に配属が決まる企業も全体の数割あるようで、研修などを通してから配属が決定するケースも少なくありません。この場合の配属決定の流れは、

1.グループディスカッションや面接などから得た印象を材料に適性を見る

2.内定を出す

3.研修で適性を確認する

4.採用担当者、役員、社長などが、本人の希望も踏まえながら配属部署を検討する

5.配属先が決定する

というステップを踏みます。

基本的には「ブラックボックス」配属先決定の背景

一般的には採用面接などでの様子と本人の希望が重視されますが、その企業の風土などもあるため、配属決定の流れはブラックボックス状態であることがほとんどです。

募集要項に「配属希望を配慮します」と記載があっても、それがどれくらいの割合で配慮してもらえるものなのかはわかりません。

「キャリアパス」による人事も原因か

企業によっては、適性だけで部署を決めるのではないことがあります。キャリアパスといってさまざまなキャリアのルートを設定していることがあります。

例えば、メーカーなどでは販売店舗で販売の仕事を経験させたのち、開発部などへ異動させることが少なくありません。これは、自社製品がどんなお客様の手に渡っているのかを知り、現場での経験を開発に活かしてもらうために行うキャリアステップです。

また、企業によっては、全部署を転々と異動させる企業もあります。そうして会社全体を知り、のちに会社全体を司る人材として活躍してもらうためです。その「のち」に配属される部署は、自分が希望する部署であることも多いでしょう。

入社直後などは、海外勤務を経験したり、地方へ配属されることも少なくありません。これは、結婚後では引っ越しを伴う異動を受け入れてもらいづらいからです。そのため、配属直後に地方で働くことになったり、入社後数年のうちは配属部署が日本全国を転々とすることになったり、流動的になるのです。

会社の経営状況に左右されることも

本人の希望や適性で配属部署を決定することが多いですが、企業によってはそれ以外の理由がからんでくる可能性もあります。例えば、「人事部に回したいけれど、今は製造部が手薄だから……」と、別部署に配属されることも大いにあるのです。

「器用なタイプだから、別の部署でも十分にやっていけるだろう」という判断もゼロではありません。大切なのは、企業が採用したということは魅力があるからです。配属先が予想外でも「適性がないのかもしれない」と、気にしすぎることはありません。

希望通りの配属でなかった場合

さて、配属先が決まる流れや裏事情を知ったところで、「それでも納得できない!」といいう方も多いですよね。ここからは、抱えているモヤモヤの対処法について触れていきます。

気になるなら、配属理由を聞いてみよう

どんな理由で配属先を決めたのか、自分は何を買われてこの部署に配属されたのか、理由を上司に確認してもいいでしょう。そうすることでスッキリするなら、尋ねてみるのもいいと思います。

「グループディスカッションでの様子を見て、これはうちの部署に入れたいと思ったんだ」と、正直に話してくれる場合もあります。あなたと一緒に働きたいという思いが配属の決め手になったと知れば、希望していない部署への配属でも納得ができますよね。

また、自分を評価してくれる上司のもとで働くことにやりがいを見出し、いきいきと働けるようになるかもしれません。

新たな側面をアピール! 自己PRをし続ける

会社はあなたの様子から、希望部署への適性を見いだせなかった可能性があります。もし、本当にその部署への憧れがあるなら、「営業に異動したい」「今の経験を活かして総務部で会社を支えたい」など、常に口にしておくことです。

そして、そこには具体性があるとよりいいと言えます。例えば、コミュニケーション能力の高さをアピールできれば、体外的な営業職に就きたいというアピールになるでしょう。自社製品に関する知識の豊富さなどもアピールになるかもしれません。

他にも、必要な資格を取得したり、語学を身に着けたりすれば、さらにチャンスは広がっていくでしょう。

現在の仕事の実績を積むことも、異動へのアピールになるかもしれません。例えば、現状の業務に一生懸命取り組む姿勢を見せれば、「他の部署でも活躍してもらおう」と異動がかなうかもしれません。

 

「希望の部署じゃない」とふてくされていても、あなたの評価は下がるばかりです。まずは現状を一生懸命頑張ることが、次のステップに繋がります。

新卒の配属先はファーストキャリアでしかないと受け入れる

夢に描いていた配属先があるかもしれませんが、新卒で配属される部署はファーストキャリアの一つです。一生その部署で働くとは限りませんし、数年立てば異動希望なども提出するようになります。

 

また、配属されてみたら「自分に向いていた」ということもゼロではありません。採用担当者が適性を見抜いて抜擢したのですから、配属された部署で力を発揮できる可能性もあります。ここで自信をつけて次のステップに進むこともよい選択と思えるはずです。

まだ、働いてもいないのに一喜一憂する必要はありません。「自分は適性がないんだ」「希望する部署では役に立てないんだ」と、落ち込まないでください。今後のキャリアプランを計画するなど、前向きに考え直してみましょう。

配属先で経験を積むのがベスト

配属先は、あなたの適性、その時の会社の状況、上司の意見などによって決まります。

予想外の配属先に決まっても、落ち込んだり、残念がることはありません。もちろん、想像していた新生活とは違ってしまうかもしれませんが、あなたの適性を見抜いた上での配属です。自信を持って働けばいいのです。配属先決定の理由が知りたいなら、直接上司へ尋ねてみるのもいいでしょう。どちらにしても、あなたは必要とされてその部署にいます。その部署でベストをつくすことが次のキャリアの礎にもなりますので、今を一生懸命に頑張るのが最善の選択でしょう。