【2020年度最新版】オンラインインターンに参加するメリット・デメリットを解説します。

今年の就活はオンラインが主流です。
対面式のインターンよりオンラインインターンに参加している学生の方が多いのではないでしょうか。
オンラインインターンとは学生が興味のある企業で働くことや、就業の内容を聞くことをインターネット上で行うことです。
今まで対面で行われていた就活からの突然の変化に対応できず、不安に思っている人も多いでしょう。
「オンラインインターンって参加する意味はあるの?」
「今までの対面式のインターンの方が自分は力を発揮できるんじゃないか?」
と感じている方!
オンラインインターンにもたくさんのメリットがあります。
この記事を読んでオンラインインターンの苦手意識を克服しましょう。
そこで今回は、「オンラインインターンに参加する意味」についてお伝えします。
「参加しようか悩んでいる」という人はぜひ参考にしてみてください。
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通常のインターンとオンラインインターンの違い
まず簡単にインターンの説明をしていきます。
通常のインターンでもオンラインインターンでもインターンの期間は変わりません。
インターンは
- 短期インターンシップ
-
中期インターンシップ
-
長期インターンシップ
の3つのタイプがあります。
まず、短期インターンシップとは1dayから2~3daysで行われます。
内容としては企業説明会や就業体験などが挙げられます。
企業説明会では、企業が就活生に向けて会社の理念や仕事内容を説明します。
また、就業体験では実際に働いている場を見学したり実際に仕事を体験できます。
2つ目に、中期インターンシップでは1週間程度の期間を設け、
グループワークや業務疑似体験を行います。
最後に、長期インターンシップとは実践型インターンシップとも呼ばれ、
学生のうちから社員の方と同じ目線で働くことができます。
企業の重要な仕事に関わることもあるので、
短期インターンシップにはない緊張感や裁量権の大きさを感じることができます。
以上のようにインターンの種類は対面式のインターンでもオンラインインターンでも変わりません。
しかし、コミュニケーションの取り方や金銭面で多くの変化がありました。
それでは、オンラインインターンになったことで何が変わったのか詳しく説明していきます。
グループディスカッション
オンラインに変わった今もグループディスカッションスカッションを実施している企業は多いです。
企業側がグループディスカッションを行う目的としては、
与えた課題に対し、学生がどのように取り組んでいるのか、
集団内でのコミュニケーションの取り方などを見たいからです。
オンラインのグループディスカッションは
グループ内の人が同じ空間にいないためコミュニケーションが取りにくいです。
また、自分の考えは伝わっているのか、相手が何を考えているのかもわかりづらいです。
同じ場にいないからこそ、相手に伝える力と相手の考えを理解する力が必要になります。
この点で、グループディスカッションはオンラインの方が難しくなったと言えます。
長期インターン
インターンの中で行われる就業体験では、
対面式のインターンのように傍で一緒に作業するということができないので、
「真似をして覚える」ということが難しくなりました。
オンラインで仕事体験をする際には
「分からないことがあればすぐに聞く!」
そして
「すぐに実行する!」
ことが必要です。
自己分析、企業研究などのワーク
オンラインに変わり、自己分析や企業研究についてのイベントが
対面式のインターンが主流であった時よりも増えています。
そこで、いつどんなイベントが行われているか自ら情報収集することが必要不可欠です。
また、オンライン就活になり、他の就活性がどのように動いているかがわからないと不安に思う人も多いでしょう。
イベントに参加して、出会った学生と連絡先を交換することで、横のつながりを広げていくことが大切です。
情報も集まりやすくなり、今後の就活に生かすことができます。
オンラインインターンのメリットとは
オンラインインターンは少しでも時間があればどこからでも参加できます。
対面式のインターンよりも気軽に取り組みやすいイメージが強いのではないでしょうか。
それでは実際にオンラインインターンのメリットについて説明していきます。
交通費がかからない
オンラインインターンは自宅で参加できるので、現地に赴かずにすみます。
今までは、企業が多く集まる東京や大阪、福岡などでインターンが開催されていました。
それにより地方に住む学生はインターンに参加するのに交通費やホテル代などに多くのお金がかかっていたので、
金銭面で大変な思いをしていた人もいたでしょう。
オンラインインターンは地方の学生でも自宅から遠い企業のインターンを、
交通費やホテル代がかからずに参加することができます。
「距離」という理由で不利だった学生も都会に住む学生と同じ土俵に立って就活を行うことができます。
お金と時間を有効活用できることはオンラインインターンの最大のメリットだといえます。
気軽に参加できる
オンラインインターンならPCやスマホさえあればどこからでも参加できます。
移動時間にも縛られないので、時間さえあれば1日に複数のインターンに参加できます。
また、空いてる時間にインターンに参加することができるので学業やアルバイトと両立しやすいです。
「成果報酬型」で頑張った分が報酬になる場合もある
オンラインインターンを時給制ではなく「成果報酬型」で実施している会社が増えています。
成果報酬型のインターンとは、働いた時間に対してではなく、
個人の成果に対して報酬が支払われるインターンの事です。
自分が頑張った分それを評価してくれることは仕事のモチベーションアップにもつながりますよね。
「やる気がみなぎってる!」「自分がどこまで出来るか挑戦したい!」という方は、
「成果報酬型」を実施している会社のインターンを探してみてはいかがでしょうか。
「長期インターンを始めたいけどどうしたらいいんだろう」という方はコチラの記事を要チェック!
オンラインインターンのデメリットとは
これまでオンラインインターンのメリットについて説明してきました。
もちろん、対面でのインターンの方が優れている部分もあります。
オンラインインターンのデメリットについて理解した上で、解決策について考えていきましょう。
気軽に質問ができない
オンラインインターンは画面越しの社員さん1人に対し、大勢の学生で行われます。
今までの対面式のインターンであれば近くにいる社員さんに聞くことができたのにも関わらず、
オンラインとなると気軽に質問することは難しいです。
また、大勢がミュートにして話を聞いている中で、声を出すことにも勇気が必要です。
しかし、会社側も質問を受け付ける時間を設けてくれています。
この時に、勇気をふり絞って質問してみましょう。
オンラインインターンで、勇気をもって発言することは、会社側からの印象も強く残ります。
何人もの人が受けているインターンで印象に残ることは難しいです。
印象に残ると、企業が大勢の学生の中からあなたに興味をもってくれます。
実際に、印象に残ったという理由で個人的に連絡をもらえることもあります。
ぜひたくさん質問してみてください。
「質問したいけど、どうしても勇気が出ない」
という方はインターンがZoomで行われていれば社員さん個人のプライベートチャットに送ってみるといいですよ。
会社の雰囲気が分からない
オンラインインターンだと、会社の情報は画面に映る一部の情報しか受け取れません。
会社に集まって行われる対面式のインターンは会社の雰囲気を体感できるので、
この会社が自分に合っているのかを肌で感じられます。
オンラインインターンでの解決策としては、会社側が社内を紹介する画像や動画を見て情報収集をすることです。
例えば
- 自分が尊敬できそうな人がそこの会社で働いているのか
-
社員の方の笑顔は多いのか
-
企業の社風は自分に合っているのか
-
将来性はあるのか
-
福利厚生が充実しているのか
など、自分が大切にしていることに注目してみるといいですね。
MatcherなどのOBOG訪問で使えるアプリを使って、
気になる会社の社員さんや内定者の方と話してみるのもおすすめです!
働いている人の生の声を聞くことで、説明会ではわからない企業の雰囲気を知ることができますよ。
おすすめの就活サイトやOBOG訪問で使えるアプリについてこちらの記事を参考にしてみてください!
コミュニケーションが取りにくい
対面式のインターンでは同じ空間で顔を合わせながらの参加となります。
一方でオンラインインターンはビデオ画面をオフにしたり、
電波の状況で話が途切れてしまうことがあるので、
ミスコミュニケーションが起こりやすくなります。
そんなときは、リアクションを大きくしてみましょう!
「うんうん」と深くうなずいたり、顔の表情を豊かにするとグループ内で話しやすい雰囲気が生まれます。
自分だけではなく他の参加者もコミュニケーションが取りづらいなと感じています。
まずは自分から話をしやすい雰囲気を作っていきましょう。
まとめ
今回は、オンラインインターンのメリット・デメリットについて説明してきました。
現在はオンラインでの就活が当たり前となってきています。
オンラインインターンのメリット・デメリットを理解したうえで対策をすることが必要不可欠です。
時間とお金を有効に使えるようになった今だからこそ、コミュニケーション力を高める練習をしたり、
オンラインで開催されているイベントに積極的に参加して、自分のスキルを高めていきましょう。