「就活準備、何もしてない……」今スグはじめるべき4つのリスト&注意

「自分はまだ、就活を何もしてない……」
もしかして、あなたは就活を始めていないことに焦っていませんか?
就活はとても手間と時間がかかり、面倒な作業も多いものです。
そのため、なかなか取りかかれない人もいるかもしれません。
「すでに内定が出た同期もいるのに……」と、焦りを感じているなら、
今回紹介する就活で
「やるべきこと」
「注意点」
をきちんと心得てから始めてください。
いい企業を探し出し、自分の納得できる企業の内定をもらうために、今すぐに行動することが大切です!
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就活、何もしてない学生がやるべき4つのリスト
まだ、就活に関して何も行動していないなら、まず、以下のことをやってみてください。
ポイントは、できるだけ早く、すぐに行動に移すことです。
来週になったら、来月になったら……と、後回しにしてしまうと、いつまで経っても就活は始まりません。
就活は「内定をもらうこと」の前に
「行動を起こすこと」
が一番大切だと肝に銘じてください。
1.自己分析をする
業界や企業を選ぶのにも、エントリーシートの内容や面接でのPR方法を考えるのにも、必要になってくるのが自己分析です。
自己分析は、「私は○○な人間です」と、相手に伝えるために必要なこと。
就活はこの自己分析から取り掛かります。
自己分析をすると、「営業が向いていると思ったけど、実は経理が向いているのかもしれない」といった仕事のマッチングについても傾向を知ることができます。
「自分が好きなことはなにか」
「将来どんな人間になりたいか」
「何に喜びを感じ、何に不快を感じるか」
など、探ってみましょう。
その中で気になるキーワードや自分の感情に気づくはずですので、そこから進むべき業界や企業を選びましょう。
2.業界研究・企業研究
ある程度業界や企業を絞ることができたら、今度はその業界、企業について詳しくなりましょう。
業界全体の景気動向や、将来性があるかどうかなど、知っておくべき情報はたくさんあります。
業界研究は本なども出版されていますので、書籍などで学んでもいいかもしれません。
企業研究では、
「競合他社はどこか」
「経営課題は何か」
などを調べるといいでしょう。企業の情報はオープンになっていないことも多いので、OB・OG訪問などで社員の声を直接聞くのがおすすめです。
大学教授や教務課の職員に、企業の社員を紹介してもらう方法もあります。
3.履歴書・エントリーシートの作成
気になる企業が見つかったら、履歴書やエントリーシートを作成して応募しましょう。
郵送して送る書類は、基本的にゲルインキのボールペンで手書きするのが一般的です。
しかし、考えながら直筆で書くのは手間のかかる行為。必ず推敲してから提出したいので、パソコンやスマホなどで文章を練り上げておくといいでしょう。
また、「鉛筆で下書きをしてからボールペンで清書をする」という人もいますが、消しゴムで下書きを消したときボールペンのインクが乾いておらず文字が伸びてしまったり、消し忘れてしまうこともあるので下書きはあまりオススメしません。
PRポイントや志望動機などの文章は、流用できるものも多いです。マスターをつくっておけば、あとは企業に合わせてアレンジして書けばいいだけ。
もちろん、一社一社丁寧に推敲できればいいですが、何もしてない就活生の場合、
極力作業効率を上げて行きましょう。
4.筆記試験・面接の試験対策
履歴書やエントリーシートなどの書類審査を通過したら、次は筆記試験や面接などが実施されます。書店にはSPIや筆記試験の対策問題集などがありますので、
今からでも購入してみて、どんな問題が出るのか理解しておいてください。
基本的には一般教養の範疇ですが、意外と答えられない問題もあります。対策しておいて損はありません。
面接については、一人ではなかなか対策ができないものです。おすすめは、自分自身で模擬面接を行ってみて、その様子をスマートフォンなどで撮影しておくこと。
面接では第一印象もとても大切なので、自分がどんな人間に見えるか、確認しておくことが大切です。映像で見ると、自分のことでも客観的になれます。話し方や手の動き、姿勢など、気づかなかった癖を正すきっかけになるでしょう。
面接の練習をしたい場合は、ネット上で公開されている面接練習動画などを利用するのもおすすめです。
まだ何もしてない就活生の注意点
さて、次はこれから就活を始める学生の方に、注意すべきことをご紹介していきます!
肩の力を抜いて取り組む
就活のことを調べていくと、
「自分だけ出遅れてしまった・・・」
と、焦りを感じるようになります。周囲を見渡せばすでに内定が出ていることもいるとなれば、さらに焦る気持ちはヒートアップするでしょう。
しかし、ここで焦ってしまうと、エントリーシートの内容が雑になってしまったり、面接で緊張しすぎてしまったりするなど、自分の本領が発揮できなくなってしまいます。まだ、就活で何もしていなくても、
焦ってはいけません。
肩の力を抜いて、常に落ち着いて行動することを心がけてください。
慎重になりすぎない
慎重さはとてもいいことですが、
慎重になりすぎるのはいいことではありません。
とくにまだ何も始めていない段階なら、何事も経験することを優先すべきです。会社説明会、エントリーシートの提出など、やれることは全てやってみましょう。場数を踏むことで度胸もつき、肝心な本命の面接で経験が活きることもあります。
段取りよく、無駄なく進んでいくことも大切ですが、アグレッシブに行動することもいい糧になると覚えておきましょう。
書類審査が通過するかどうかは、蓋を開けてみないとわかりません。就活の序盤は、とにかくいろんな企業に応募してみて、門戸を広げておくことも大切です。
効率的、生産性のいい方法を選ぶ
慎重になりすぎず、挑戦する気持ちはとても大切ですが、可能な部分では
効率的で生産性のいい方法を選ぶことも大切です。
スケジュール表をつくって面接やエントリーの〆切などを見やすく整理したり、エントリーシートのテンプレートをつくったりするのも就活を円滑に進めるポイントです。
説明会やエントリーシートの提出、面接日程のやりとりなどは、就活サイトを利用するとかなり管理しやすくなります。
就活を始める時期が遅くなると、採用活動をしている企業は限られてしまいますが、ある程度応募できる企業があるならば、就活サイトに登録して説明会や履歴書の送付など、やれることを行ってください。
エージェントなどの力を借りるのもアリ
「自己分析が大変、どの企業が最適なのかわからない……。」
そんな就活生の方には、エージェントを利用することもおすすめします。少ない時間で効率的に企業を選べるので、時間や労力を無駄にせずに済みます。
ただし、エージェントはいくつかあるので、
エージェント選びで失敗しないように注意しましょう。
例えば、経験豊富なコンサルタントが、親身になってあなたの就活をサポートしてくれるサービスもあります。一方で、就活サイトを自分で利用するように、システムだけが利用できる状態で、コンサルタントなどのサポートがないサービスもあります。
大手エージェントからベンチャー企業などもあるので、サービスのクオリティに差を感じることがあるかもしれません。エージェントを利用する場合は、
口コミなどを参考にしながらエージェントをきちんと選ぶことが大切です。
エージェントを利用することでブラック企業を避けることができたり、いいマッチングの企業を見つけることができたり、先行に落ちてもフィードバックをもらえたりするなど、エージェントならではのメリットも受けられます。
まずは行動!アクションを起こせば、内定が近づく!?
面倒に感じる就活ですが、何か行動を起こせば、それがいい経験となって次に繋がります。
自己分析、企業研究、エントリーシートの作成、筆記試験や面接対策など、やるべきことはいっぱい! 履歴書を書いているだけでも1日が過ぎてしまうほど、就活は時間がかかるものです。
「出遅れた……」と思っても、できるだけ早くから行動に移し、
とにかくアクションを起こしましょう。
一歩を踏み出せばそれは内定へ近づくだめの第一歩です。就活に時間のない場合は、できるだけ効率的に進めることも大切ですが、時には人の手も借りながら、気負いすぎずに、息抜きも入れながら行動していきましょう。